徳島県は神山町にある神通滝に行ってきました。
ここの滝は、寒い時に滝が凍って氷瀑という異名までつけられています。
今回は3人(大人1人、5歳・2歳の子供)2WDノーマルタイヤの車で行ってきました
準備をしないと滑って大怪我をする可能性が非常に高い
氷の滝は、綺麗で一見の価値がある!
この記事は1分程度でサクッと読めますので見ていってね。
もちろん、一番凍っている時に向かうならノーマルタイヤのみでなく車のチェーンは必要になる可能性が高いので準備は忘れないように。
神通滝とは
昭和4年(1929年)に阿波15景の1つに選ばれているようです(94年前)
落差25mはある垂直の滝は昔から有名な場所なのですね。
しかし文字が読めない。。他にも14箇所あるってことなのかな??
氷瀑とは
神通滝へ行く際は春夏秋よりも冬に、滝が凍る氷瀑という現象を見に行く人が多いです。
滝が凍ると、氷瀑と言われるようになります。滝から落ちてくる水が凍っている様はとても神秘的です。しかし、いつでも見えるわけではありません。滝が凍らないと見えないので、水が凍るマイナスの気温が続くと氷瀑という現象を見ることができるのです。徳島では1月から2月頃の間で見える場合が多いですね。
神通滝への行き方は危険なので準備が必要
まず注意しなければならないのが、Googleマップを信用しすぎるなということ。
結論から言いますと、「神通滝遊歩道駐車場」で検索すれば道を間違えることなく到着することができます。
「神通滝」で検索するとほぼ同じ場所なのに2箇所目的地が表示されます。
どちらも同じように思いますが、間違った方で目的地設定すると大変なことになります。
神通滝への間違った行き方
結論から言いますと、道を間違えてたどり着けませんでした(剣山スーパー林道)
まず、平日に1人で記憶を辿って行こうとしたんですよね。記憶を辿りながら進んで行きますが、神山をある程度進んだ所で、まあ近くまで来たし、久々で迷っても困るけん一応ナビも入れておくかと思って設定しました。それが全ての過ちの始まりでした。
神山の中心地を過ぎた所で一度止まって、ナビを神通滝で登録したんですが、、
道が違うので戻りなさいとの指示。
ええ?もっと手前だったっけ?そう思いながら戻り、道を進みました。神山最後のコンビニであるファミマのあたりですね、この辺りから山の中に入っていきます。
こんな坂道で山道だったかな、久しぶりやけん忘れてるんかな。そう思いながら山道を進みます。しかし、一向に記憶とマッチしない。
横は崖なのにガードレールはほとんどない坂道、落石、折れた木、徐々に見えてくる雪の名残、対向車が来たら死ぬ細い道。とりあえず、行けるところまで行こうと思って数十分進んだ結果、、、、死にそうになりました。
わかりますか、落石もあるし、道も凍り始めてきたんです。。
さらにこの状態で車を止めましたが、右側はガードレールもないので滑ったら終わりです。回転するにも道が狭いし、滑ったら終わる。道にある落石や凍っている雪を落石を使って削っては歩いて進み、削っては歩いて進み。。少しずつ先に進んで車で1分くらい先のなんとか回れそうなスペースで回って戻ることに成功しました。いや、ほんと危なかったですよ。。。まだこの雪が出始めた状態から1時間も目的地までかかるっていうんだから、、この日は引き返しましたが、引き返して本当に良かったです。
神通滝への正しい行き方と駐車場
神山の奥へどんどん進み、この矢印の所を左に曲がって橋を渡ってください。
ここからあと7.5kmで神通滝です。
道なりに標識通りに進んでいくと満月イチョウの木が見えます
チェーンを使用する人はここで装着しておきましょう。
そして地味に重要なのが、
滝の近く、上の方は携帯電話つながりませんので注意してください。
事故しても連絡できない場合がありますので、注意してください。
私が行った日は、道の雪は結構溶けてきている雰囲気がありましたので、車でさらに進みました。
雪解け水が凍って氷柱になっていますね。
この氷柱は見覚えがある、変わってないなあ。
そして右側に看板!!到着!!この獣道のような場所から滝に向かうぞ!
と思ったんですが、過去に私が通ったこの道は倒木や落石で通行禁止となっており、旧遊歩道という扱いになっています。
そしてここから車で2分(500m)上がれば新しい遊歩道ができていると看板がありますので、進んでいきますが、坂がキツくなったりしていて滑って危ない可能性があるので、一度車を止めて行けるかどうか確認して進んでください。無理ならこの辺りに止めて進みましょう。
少し凍った橋を越えていくと、最後の小さい橋と坂道が見えてきます。
いや、この坂道はノーマルタイヤでは登れない。降りるときもちょっと怖いわ。
ということで少し手前の駐車場に止めて、歩いてこの写真の坂道の上まで行きました。
このトイレがある所が駐車場です。
トイレは2つとも洋式!しかし2つとも詰まっていて使えない状態でした。。。
トイレはしっかりすましておきましょうね。
この駐車場に到着したのは11時頃、気温は4度でした(当日、朝9時頃の市内は5度)
そして、駐車場まで行けるかと思いましたが、最後の坂道が凍っていたので、少し手前に戻って車を止めて、歩いて進むこととなりました。
新しい遊歩道で滝まで歩きます
ここから歩いて500m!とありますが、坂道です。
しかしこちらは昔の遊歩道と違って手すりもありますし、幅も広いですね。
斜度は30度はあるようで結構急な坂道です。
体感的な角度は45度くらいでしょう、左側からの落石可能性もあります。
子供と一緒なので20分くらいは歩いたかな、滝が見えるところまできました。
今回は滝の水は流れていますし、溶けかかっていますね。
ここからは階段を降りて、旧遊歩道へ合流です。
ここまでならまだ安全に見に来れます。
しかし階段を降りると、木の橋。
橋は大丈夫なんですが、橋を渡った先の道が凍っていて。。。写真で見えている、先に歩いて行った人も、滑るのでどうするか悩んでいました。杖だけでは正直難しい状態です。
階段上から見ていますが、人が通って色が変わっている道、ここは見た目以上に坂道になっており、めちゃくちゃ滑ります。
子供の手をひきながら登るのですが、子供は足が滑りまくって危ない。最終的に右手に杖、左腕で抱っこしながら進むのですが、私も滑るので子供を落としそうでめちゃくちゃ危ない
これが登り切った後なんですが、ここまでの道全部ツルツルしています。岩もありますし危険です。左側の土のようなところは斜面なので雪の所しか歩けません。降りるときも大変でした。
さて滝まで追う少し。この道、どこを進むかわかります?
倒木がある岩と岩の間を進むしかないのです。
しかも、子供を抱っこしながら。
なんとか登れて滝の前へ、ヘトヘトです。
マイナスイオンたっぷり!そして氷が溶けてきていますね。
子供と滝の記念撮影しますが、足元は雪と氷で滑ります。
賢い大人は、スパイク履いてました。5人に1人くらいの割合でいましたね。
くっっっっっっ、文明の利器のありがたみが現地に来てよくわかる。
神通滝からの帰り道
先程の階段まで戻るのがものすごく大変です
距離にして50mもないのに、15分くらいかかりました。
子供を抱っこしながら、もう1人の子供には声をかけながら
これはもう、ほんと詰みましたね。
登りでも滑った坂道を、降りないといけないんですから。。
しかし、進むしかないのです
上の子には的確な指示をしますが、、相手は自然なので転びます
お尻痛いいいいいいいい。。。。。。
わかるぞその気持ち。めちゃくちゃ痛いんだよ。。。
最終的に、もう濡れても汚れても良いからお尻で滑りながら進みました。
いやこれ、幼児と来るのきつ過ぎだろ。。
杖あれば大丈夫かと思ったけど、雪山用のスパイクがいるね。。
帰ってから検索してみたんだけど、500円から1000円くらいで買えるし履いている靴に付けれるんやね。これ買って靴につけて行くのが絶対良いわ。
一番小さい靴のSサイズが17cmからやけん、5歳児の平均靴サイズが17−17.5cmと考えると5歳からならギリギリ安全に挑みに来れるかもね。
スノボ用のお尻パットあるとさらに安全。
まあここまではいらないでしょうが。
旧の遊歩道を使っていた時は、大人の私(20代)の時でも3回くらいは大きな尻餅をついてしまうほど危ない道ではありました。道は新しくなりましたが、階段を降りて滝壺まで行くならしっかりと安全対策をしてください。
車の所へ戻ってくると、12時30分頃でしたので往復して1時間30分
(開始のトイレがある駐車場は11時スタート)
いやもうぐったりしました
抱っこし過ぎて腕もパンパン
車に置いてあったジュースとお菓子を軽く摂取して帰りました
まとめ
神通滝へ子供2人と行ってきた
滝のすぐそばまで行きたいならスパイクが必要である
完全な氷瀑の時期は滝の水も全部凍るが、道は今回よりも凍っている
そもそもの道を間違えないように気をつけましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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