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【2022年】徳島は吉野川沿いで潮干狩り・貝掘りに行ってきた!その結果は?

吉野川で潮干狩り

私の子供の頃には、GWになると潮干狩りに行くのが楽しみでした。

入場料500円払って一日中潮干狩りを楽しんだ思い出、ほんと楽しかったです。

しかし、今はその場所でも誰も潮干狩りをしていません。

その理由は【貝毒】が例年発生しているから

…貝毒てお腹痛くなるくらい?

ノロウィルスとはまた違うんよね?

牡蠣大好き

ノロ程度で済んだらいいんやけどね。。。。

ビビり猫

含みを持たせず説明してくれよ。。。

結論!県内どこでも貝掘りOK

2023年4月現在、徳島県内全域で貝毒の発生はありません

気にせず、潮干狩りを楽しんでみてね

この記事はこんな人におすすめ

徳島で潮干狩りのポイントを知りたい人

潮干狩り現状を知りたい人

私のやらかし事件を暖かく見守ってくれる人

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貝毒とは

主に二枚貝(ホタテガイやカキ、アサリなど)は、毒素を持った植物プランクトンを餌として食べ、体内に毒素を蓄積させます。毒素が蓄積した貝類を人が食べると、中毒症状を引き起こすことがあるため、食品衛生法に基づき、貝毒に関する安全基準(規制値)が設定されています。
都道府県では、安全な貝類が出荷されるよう、貝毒の発生を監視し、出荷前に検査し規制値を超える場合には出荷を規制しています。これらの対策によって、近年は、市販されている貝類による食中毒は報告されていません。

貝毒の特徴

  • 毒素を含むプランクトンを貝などが食べ、その毒素を蓄積します。
  • 主に二枚貝(ホタテガイやアサリなど)に蓄積します。
  • 日本で問題になるのは麻痺性貝毒や下痢性貝毒であり、複数の毒成分からなっています。
  • 毒成分は熱に強く、加熱調理しても毒性は弱くなりません。
  • 貝の餌となる毒素を含むプランクトンがいなく(発生しなく)なれば、その海域の二枚貝等の毒は体内から減少します

貝毒の規定値

日本では1970年代後半に、東北地方を中心に大規模な貝毒食中毒が発生して問題となり、規制値が設定されました。

二枚貝等の可食部1グラムに含まれる毒力又は毒量が以下の値を超えないようにします。

麻痺性貝毒:可食部あたり4マウスユニット/g

下痢性貝毒:可食部あたり0.16mg オカダ酸当量/kg 

1マウスユニット(MU)とは、次のように定められています。

麻痺性貝毒:体重20グラムのマウスが15分で死亡する毒力=1MU

体重60kgの成人の場合、3000−20000MUが致死量

麻痺性貝毒の症状としては、食後30分で舌、唇などがしびれ、重症の場合は体が思うように動かなくなります。最悪の場合には、12時間以内に呼吸困難などで死亡に至る場合がありますが、12時間を超えれば回復に向かいます。

アサリ1gに150MUを超える麻痺性貝毒が含まれる場合、アサリの身1粒を5gと仮定すると、20粒程度で死に至る可能性があり、10粒程度で何らかの症状を発症する可能性があります。体重の少ない人や子供はさらに少ない数で発症・死亡する危険があります。

また、下痢性貝毒の場合、食後30分から4時間以内に発症しますが、約3日ほどで全快します。下痢性貝毒による死亡例はありません。

けむくじゃら

麻痺性貝毒は普通に死亡例あるの怖すぎ

ビビり猫

ほんなん、どやって回避したらええん?対策ないん(><)

貝毒の対策

規制値を超える二枚貝等が出荷されたり採捕されることがないように、都道府県では、貝類の生息場所の特性などを考慮して海域を区分し、有害プランクトンの発生状況を定期的に調査するとともに、生産されている二枚貝等について、都道府県や生産者による定期的な貝毒検査が行われています。
この検査で、二枚貝等に規制値を超えた貝毒が含まれることが判明した場合には、出荷の自主規制や採捕の自粛が行われています。
また、規制値を超えた貝毒が検出された場合には、都道府県は、報道機関などを通じて、潮干狩りの人などにも注意を呼びかけるなどしています。
なお、プランクトンが減少すれば、二枚貝等の体内の毒素も少なくなり、規制値を超えていた二枚貝等でも規制値を下回ります。出荷にあたっては、原則として規制値を3週連続で下回ることが必要となります。

以上、農林水産省HPより引用

https://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/gyokai/busitu/sizendoku/index.html

徳島で潮干狩り危ないんじゃ?大丈夫?

結局どうなん?潮干狩りしてもいいん?

こうゆう時は直接聞いて見るのが1番!

徳島県の水産振興課に問い合わせたところ

このような返答を頂きました。

徳島県水産振興課

令和5年1月20日から阿南市「椿泊湾」において二枚貝の出荷自主規制の指導を継続していましたが、検査の結果、3週連続して貝毒の値が規制値(4MU/g)を下回りましたので、本日(令和5年2月8日)付けで、出荷自主規制の指導を解除します。

現時点では徳島県内はどこも安全ってことやね、把握

阿南市橘湾及び阿南市椿泊湾において,二枚貝の出荷自主規制の指導を行っています。この海域で採取された二枚貝を食べると,食中毒を起こす可能性があります。健康被害防止のため、出荷自主規制の指導の対象水域で採捕された二枚貝の喫食は避けてください。

https://www.pref.tokushima.lg.jp/ippannokata/sangyo/suisangyo/7205330/

最新情報はこのHPから確認してね

徳島市で潮干狩り開始!場所はこちら

じゃあ、行くしかないよね!

満潮干潮を確認してから行くのが1番なんだけど

そんなこと確認しないのがこの私

吉野川沿いを車で走っていて

潮が引いている感じがするから

行ってみるか!!!

思い立ったら吉日!

ということで行ってみました!

場所はここ!

さあ、ガラガラの駐車場に車を停めて

いざ!!潮干狩りの戦場へ!

と思ったんだけど

これは深くて向こうに見える陸地まで辿り着けそうにない

多分、深い所は水深1m20cmくらいあります

昔はここ通った記憶あるんだけどなあ。。。

とりあえず、穴がいっぱい開いている場所があったので

掘り返してみましたが

特に何も出てこない。

やっぱり奥に行くしかないかと歩いたところ

汽車が走る鉄橋の方から周りこめるじゃないか!

これは行くしかない。

靴と靴下を脱いで

裸足で突き進むのだ!

のどかな日

私の足跡しかない私だけのプライベートビーチ

なんて素敵な場所なんだろう

素足で川沿いを歩く

微かな塩の香りと足の砂や泥、水を踏む感触が

子供の頃を思い出させます

ああ、素敵な1日

そう思っていた時が私にもありました

なんだか壮大な前フリ感あるな

20分くらい探し続けたでしょうか

やっと1つ見つけました!

アサリかな、しじみかな?わかる人いる?

それにしても、小っさああああああい!

これはだめだ、場所を変えよう

バシャバシャと浅瀬を歩いていくと

私が初めに深くて行くのを断念した入り口が正面奥に見えます

そうじゃない、こっちの未知なる大陸!

ここは浅く、足首くらいまでの深さなので

「かわきのつぼ」が無くとも

次の大陸へ移動することができます

ここが第2の潮干狩りステージ!私達の戦いはこれからだ!

遠くに白い鳥がいるのが見えるでしょうか

鳥は餌を食べているのでは?

ということは、あの辺りに貝がいるんでは??

私はダッシュしました

素足で走っているので地味に足が疲れます

テンション上猫

うおおおおおおおおおおおおお

私は一生懸命に探しました

もちろん道具なんて持ってきてないので

手で一生懸命に掘りました

風が強くて少し寒いので、暖かい砂が癒しでした

鳥がいた辺りも、他の所も40分くらいは探したでしょうか

これが約1時間の潮干狩りの結果だ!

さらに小さいのが2つ加わり

合計3つでフィニッシュ!

これは、小さすぎます

リリーーーーース!!!!!!!大きくなれよー!!!!!

と海に帰したところで面白いものを見つけました

潮が満ちていく動画です

おーすごい、こうやって満ちていくのか

おもしろーい

景色も綺麗。癒されるー。波の音がいいよね。

そう思いながらのんびり動画を撮っていると

ビビり猫

あれ、帰り道、歩く場所無くなってね?

最後の動画を見てわかるように

歩いてきた道は、全て水が。。。。

え?やばくね?これは。。。。

私は急いで走りました

気づけば、足首くらいの深さだった道は

膝くらいの深さになっているのです

ビビり猫

動画なんか撮ってる場合じゃねえええええ!

あの素晴らしかった場所が

急に、私に牙を向けてきたのです

私はまた走りました、日頃の運動不足を恨みました

はあ、はあ、はあ

走ると小石が素足に食い込む

地味に痛くてうまくスピードが出せない

はあ、はあ、はあ

いけた、もんてこれた。。。

何とか帰ってくることができましたが

膝上までびしょびしょです

行く時に通れた道も、この通りでした

着替えなんて持ってきてないので、無残な結果です

面白いものを見つけたって

実はあんたの無知を晒した痴態のことだったのね

車の暖房全開1時間である程度乾きましたが

着替えやタオル、足も地味に痛いので長靴持って行きましょう笑

当日の潮干狩りルート

これが当日、私が通ったルートです

赤の矢印が深くて断念した道と、汽車の鉄橋近くの道です

青く囲った辺りが、潮が引いて陸地が出来ていた所です

捜索したのは、この黄色の線で引いた辺りを掘り返しました

※追記

旧吉野川橋の横で今年は潮干狩りしている人が一番多かったみたいですね。

他のところでもやっていましたが、少なかったです。

深いところは玄人しか採っていなかったので、口コミで広がったのかな?

シジミが取れるポイントだったと思います

2023年も、普通にたくさん取れていますね♪

ちなみに当日4月1日の満潮と干潮時刻

01
大潮満潮
6:16
18:23
cm
157
161
干潮
0:02
12:13
cm
15
24
潮干狩
日出日入
5:49
18:22

気象庁の満潮干潮最新HPは下からどうぞ

https://www.data.jma.go.jp/gmd/kaiyou/db/tide/suisan/suisan.php?stn=KM

気象庁発表、徳島の満潮・干潮最新HPはこちら

最新情報はこのHPから確認してね

徳島県は、県南を除けばデータは小松島で測定していますので

このHPを参照すれば問題ないと思います

私が到着した時間は15時10分(満潮3時間前)であり

走って戻ってきた時間は16時10分(満潮2時間前)でした

いやあ、計画性なしにいくものじゃないですね。。。

これ、適当に子供連れて行ってたらどうなっていることか。。

けむくじゃら

下見で良かったね

いや、適当に行かずに干潮時間に合わせて行けよ。

ほんまに危ないんやけんな。

まとめ

潮干狩りに単独挑戦してみたが、ほとんど取れなかった

景色綺麗で波の音と鳥の声が素敵な場所だった

宝探し感覚で、とれなかったけど楽しかった

みんなは必ず干潮時間に合わせて行きましょう(当たり前)

陸地見えてるから行ってみようとか、安易に行かないようにしてね

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